血統書なんかなくっても【wrwrd】【吸血鬼パロ】

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今日は普通に朝起きれた

ふぅ…

誰もいない朝ってこんなにも輝かしいんだ

カーテンを開けると

朝日が差し込む

気持ちがいいな…

そして窓ガラスに映る私とオスマンさん

んー！気持ちのいい朝って直ぐなくなっちゃうんだね！

you「どうされました？」

os「昨日のスープのお礼しっかりしてへんからしに来たんよ」

you「わざわざありがとうございます」

わざわざ来る訳が無い

なんか他の目的あるでしょ

os「もう1つ話があるんやけどな？」

you「なんでしょうか？」

全く心が読めない

感情すら分からない

喜怒哀楽のどれかすら分からない

話してると自信無くすし不安になる

os「昨日のスープの隠し味って何？」

みんな何も言わないから分かってないのかと思ってたけど、オスマンさんはわかったみたい

きっと疑問形だけど血を入れたって確信してるよね

you「愛ですよ」

取り敢えず逃げておく

os「愛か…通りで足りない人が出るわけや。そんな少しの愛を与えて味覚えさせたらいかんやろ？飢えてまうやん」

これってオーバーヒートの話か？

もしかして今何人か居て大変とか？

you「そうなったら幸せですね」

os「幸せ？なんでそう思うん？」

you「求めてくれる人がいるからです」

とびっきりの笑顔で笑ってやる

流石に心が揺らいだ様でやっと人間らしい表情が見えた

人間は承認欲求に溺れてんだから

求められたら簡単に幸せになれる

os「足りないって言ったら愛って貰えるん？」

you「それは気分次第ですね」

欲しいって言われて必ず上げてたらつまんないしね

you「欲しいですか？」

os「高校生に手出したら犯罪やからやめとくわ」

you「そうですか」

犯罪とかいう概念残ってるんだ

JK飼うのは犯罪じゃないのね…

you「また欲しくなったらどうぞ」

os「また今度頼むかもな。話聞いてくれてありがと」

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