血統書なんかなくっても【wrwrd】【吸血鬼パロ】

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you『ゾム運ぶの手伝って』

そう呼べばもの凄い勢いで扉が開いた

zm「はっ！？なんて美味そうなんや！！」

you「喜んでくれたならよかった」

zm「…これだけなん？」

涎を垂らし目を輝かせながらそう聞くゾム

食べるの好きな奴ってゾムのことかな？

you「パンとかいる？」

zm「食べる！！30個ぐらい焼いてくれ！」

you「さ、30！？」

え、男の人ってそんな食べるんだ

すごい

you「先これ食べてて」

私分に焼いといたのを渡す

これ食べてもらってる間にオーブンにパンを入れて焼く

zm「食べ終わった！」

え、はや！？

you「あとちょっと待って」

急いで焼きあがったパンたちを乗せて渡す

zm「スープっておかわりしてええ？」

you「いいよ」

もしあとから人が増えたように多めに作っといたからね！

syp「なんか美味しそうなの作ってますね」

you「うわっ！？」

syp「人の顔見て悲鳴上げるなんて酷いっすよ」

え、笑顔の破壊力やっば

なんかいっつも猫みたいにツンツンしてるからなんか…え？やっば

ギャップで人殺せるタイプだ

you「食べる？」

syp「いいんすか！ありがとうございます！」

はしゃぐなぁ…

ギャップで残機が減ってく…

皿を持って嬉しそうに食堂に行く姿で一体何人がやられただろう…

em「あ、やはりAさんでしたか」

エーミールさんが普通に扉から入ってきた

偉い子だ…

みんなもエーミールさんを見習って欲しい

em「匂いにつられて来ちゃいました」

you「エーミールさんも食べますか？」

em「はい、ありがとうございます」

上品に皿を持ち

em「では、頂きますね」

そうしっかり挨拶をして出ていった

なんたる紳士っぷり

みんな見習え？

rb「Aちゃんおかわりしてええ？」

you「いいですよ」

かなり深い鍋なので入れずらそう

you「入れますよ」

皿を取って代わりに入れる

rb「あ、ありがと…」

天の字がふにゃってなってる

なんか悲しそう

もしかして表情によって変わるの！？

す、すごい…

背が低いのコンプレックスなのかな？

you「すみません余計なことして」

rb「え、あ、ええんやで！入れてくれてありがとな！」

食堂に走って戻っていってしまった

天がにっこにこに見えたけど気のせいかな？

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