血統書なんかなくっても【wrwrd】【吸血鬼パロ】

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you「邪魔！作れないでしょ！」

zm「A離れると浮気するんやもん」

昼ごはんを作っている

ベッタリとくっつくゾムが邪魔！

動きにくいし怪我したらどうすんの？

you「調理室から出て」

火を使うので外に出す

zm「嫌や！！！あ、ちょ…！体が！」

後ろ歩きでてこてこと調理室から出てった

便利だな

ゾムが出てくのを見届けてフライパンを火にかけようと振り返ると

syo「やっと1人になったわ」

you「わっ！？」

シャオロンが

you「急に後ろに立つな」

syo「え？目の前に立つと怒るやん」

目の前に急に現れても驚くけど振り返ったらドアップでイケメンいるのもなかなか驚くよ？

そういう問題じゃない！

you「で、用は？」

syo「えー冷たない？俺と契約しよ」

you「やだ。ゾムに殺される」

ほんとに殺される

『もし他の奴と契約したらAが寝てる間に飲み尽くして殺してまうかも』って可愛い顔で言ってたからね

えへへじゃねぇよ可愛いかよ

本望かもって思っちゃったわ

可愛いとは恐ろしい

syo「俺が守ったるから！」

ま、迷う…

ここで逃して心変わりされても…

ぐぬ…

命か…イケメンか…

you「また今度でいい？」

命！！！

流石のイケメンも命には変えられない

you「口開けて」

大人しく口を開けたシャオロン

逃がさないように

忘れさせないように

私に縋るように

手を切って口に数滴垂らす

syo「た、足りへんよ…」

表情が蕩けて、息も荒くしている

えろい…

you「また今度ね？…ゾムー！！シャオロンも外出してー！！」

このまま襲われたら敵わないのでゾムを呼びシャオロンも外に出してもらう

zm「あ！シャオロン！Aは火使うから近くにいたらダメなんやで！」

ぷんぷんと可愛く怒りながら引きずっていった

なんか小さい子に教えてあげてるみたいでほっこりするな

syo「A…」

悲しそうにそう言ったのが聞こえたが無視する

you「仲良くねー」

吸血鬼もご飯食べれるって言ってたしトマトスープでも作ってあげよっかな

you『スープいる？シャオロンにも聞いて』

zm『いる！！シャオロンもいるって！ロボロも来て食べたいって言っとる』

直ぐに返事が返ってきた

you『はーい』

これやっぱ便利だなぁ

3人分作ったトマトスープに少し血を入れる

人間相手にやったらとんだメンヘラ野郎だな

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