新しい幹部はえ！？まさかの女！？2【wrwrd】

信愛 ページ47

グルッペンside

you「おはようグルッペン」

目を擦りながら起き上がったA

gr「起きたか、体調はどうだ？」

you「グルッペンが居るという安心からかよく眠れたよ、ありがとう」

隣に居ただけ、それをこんな風に言ってくれるとは

Aの言葉に安心する

いつも俺を安心される言葉をかけてくれるな

gr「A…」

だが俺はAに何も出来ていない

you「また自分の事を責めていただろ、グルッペンが総統をやめたら力の限りこの軍をめちゃくちゃにしてお前と心中するからな」

gr「とんでもない狂犬だ…辞めるに辞められない」

you「辞めようとしてたのか？備品のナイフ持てるだけ持って来なければ」

gr「早まるな、俺は…」

辞めない

俺がまだ総統でもいいのか？

俺がこのまま総統を続けてこの国は良い方へ行くのか？

you「辞めるのはグルッペン、総統閣下の自由だが私という枷がある事を忘れるなよ」

gr「恐ろしい枷だ」

自由などないじゃないか

それほどに俺を信用しているという事だろうが

you「共に心中も悪くないだろ？」

Aの手で殺してくれるのか…

確かに悪くないな

gr「俺の指示で大勢の人が死んだ…きっと俺は地獄行きだろうな」

you「私は自らの手で大勢の人を殺した。グルッペンが地獄なら私は大地獄行きだな」

2人で笑い合う

国を守る為と言い人を殺し地獄に落ちる

同じ志を持ち共に戦った仲間となら幸せだ

you「私なら平気だ、死して英雄となることも吝かではないぞ」

gr「死して英雄となり何になる？死んだら俺を守ってくれるのは誰だ？」

you「ワガママな主君だな…私に永遠と盾になれというのか？」

gr「そうだ、俺とこの国を守れる盾はお前だけだ」

そうでなければAを幹部になどしなかっただろう

Aにしか出来ないから幹部にした

無理矢理

これは正しかったのだろうか

動機としてはこの上なく正しいと思うが行いとしては正しかったか？

この国の為に、Aの為になったのか？

you「総統閣下へのヘイトも全て一生守ってやろう」

gr「情けないな…ヘイトの管理も出来ないとは…」

you「本当に情けないやつだ、女を幹部にして良かったか未だに迷っているなんて。私を幹部にして間違いな訳ないだろ」

gr「そうだな、情けない野郎だ…」

そこまでバレてることも情けない

you「愛がなければこの国と情けない総統の盾になろうと思わない、愛しているよ」

gr「その思いに応えないとな…俺も愛している」

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