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『…良い匂い』
なんとも薄っぺらい感想である。
＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿
着替えを済ませ、また3人で歩き出し食堂に向かった。食堂は南棟にあるらしく、進むにつれてちらほらと一般兵を見かけるようになり、その都度ゾムさんたちに小さく礼をした後お疲れ様です、と声をかけていて自分の場違い感が半端なかった。
そして今、食堂に着き扉を開けた瞬間に食欲を唆る香ばしい匂いが広がる。よく言えば賑やか、悪く言えば少し騒がしい、そんな印象を抱く。
(
zm｢席は沢山あるから、飯取りに行こ！｣
ゾムさんに人気だというメニューを読み上げてもらったが、本当に多い。同じ料理なのに、〜風味、が多すぎてただでさえ多い品数が倍以上になってる気がする。オスマンさんに至ってはデザートまで勧めてくる。
zm｢どう、決まった？｣
『…日替わり定食にします』
選べなかったんじゃない。ただ、日替わりということでメニューが分からないわくわく感が良いなと思っただけだ。決して、選べなかったわけではない。
zm｢じゃあ俺は…、肉増しビーフシチューとパン食べよっかな｣
os｢俺はスパゲティとサラダにするめう〜｣
＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿
『…ゾムさん、パン多すぎませんか？』
おばちゃん、パン20個ちょーだい！と注文する声は、確かにゾムさんのものであった。明らかに、一人で食べる量では無い。ビーフシチューも大盛りをと頼んでいたのに、まだ食べるつもりなのか。
zm｢ん？あぁ大丈夫やで、他の奴らにも配るから！｣
os｢………｣
それぞれ出来たてのご飯を受け取り、さてどこに座ろうかと席を探していると。
zm｢あ、シャオロン！｣
ゾムさんが、突然小走りに進んでいく。
sha｢げっ！じゃなかった、ゾムさんやないですか〜！…えっと、｣
『ヒメルです。呼び捨てで構いませんし敬語も外して頂いて大丈夫です』
sha｢ヒメルな。軍には入るつもりなん？｣
『…まだ、悩んでいるところです』
sha｢へぇ、俺は味方でも敵でもないから、特に関わらんと思うわ。でもまぁ、逃げられるとええな｣
『…え？』
sha｢やっぱなんでもないわ、気にせんといて！｣
(逃げられるといい…？)
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限界突破コレステロール - 医務系の夢主ちゃんは沢山いますが、この作品は中でも特に好きです！！しかも推しがオチとか最高か？？作業頑張ってください！！ (8月16日 16時) (
レス) id: e326b71f3a (このIDを非表示/違反報告)
名無しさんと言えば名無し - 展開やばすぎｨ‥やばすぎｨ（大事なことなどで2回） (7月4日 20時) (レス) @page21 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - うわぁ…。めっちゃ好きです！展開とか、夢主の性格とか、神ってます！応援してます！ (2023年5月6日 18時) (レス) @page14 id: e540fc95b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふゆのこ。 | 作成日時：2023年4月11日 7時
