22 ページ24
zm｢んー、迷ってるってことは、嫌やないってことやろ？なら俺が軍を案内したるやん！ずっと医務室いても暇やしな、行こ！｣
『え、ちょっと！』
(患者服で出歩くのはあまり良くないのでは！？)
『ゾムさん。私がこんなに出歩いて良いんですか？』
zm｢別にええって。…もしかしてまだ痛む？｣
手を引かれて長い廊下を歩く。突然だったためそのままついてきてしまったが、これでは抜け出しているようなものだ。
『痛みはないですけど…』
zm｢ならええやん。抜糸まであと何日？｣
『四日です』
zm｢もし軍に入るとしたらあと四日で準備せなあかんやろ？そしたら早めに判断した方がええやん。だから判断するためや言うとけば許してくれるって｣
『…怒られても、知りませんよ。私はゾムさんが良いと言ってたって答えますからね』
zm｢そんな心配せんでも大丈夫やって！ほら、ここが図書室！我々国ができる前にあった国についての本とか、ただの小説とか、なんでもあるで。エミさぁーん！！｣
そう言うとゾムさんは扉を開き中に進んで行く。手を引かれている私も当然中に入る訳で…
em｢はいはい、ってゾムさん！？勝手にAさん連れ出してるやん！何してんねん！｣
zm｢入るか迷ってるらしいから軍の案内！｣
em｢案内って、許可はとったんですか？トントンさん達に怒られても知らへんぞ！｣
(やっぱり出てきたらダメだったんじゃ…)
zm｢大丈夫やって、ちゃんと言うてあるから｣
『え？』
(絶対思いつきで案内してると思ってたけど、本当トントン？さん達に言ってあるのかな)
em｢ほんまか〜？でも、言うたんならまあ…。
あ、でも今日は他国との共同訓練があって偉い人も来とるらしいから訓練所に行くつもりならやめといた方がええよ｣
zm｢ふぅん、エミさんどこの国か知らんの？｣
em｢それがなぁ、会議の日に出掛けていて話を聞けてへんねん。でも確か、有名な国との合同だったはずやったから絶対邪魔したらあかんで！｣
zm｢まぁ覚えてたら気をつけるわ！｣
em｢だから覚えていたらじゃなくt((zm｢エミさんありがとなぁー！！行こっ！｣
『えぇっ、まだ話の途中じゃ！？』
em｢あっこらっ！ゾムさんっ！！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 226人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
限界突破コレステロール - 医務系の夢主ちゃんは沢山いますが、この作品は中でも特に好きです！！しかも推しがオチとか最高か？？作業頑張ってください！！ (8月16日 16時) (
レス) id: e326b71f3a (このIDを非表示/違反報告)
名無しさんと言えば名無し - 展開やばすぎｨ‥やばすぎｨ（大事なことなどで2回） (7月4日 20時) (レス) @page21 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - うわぁ…。めっちゃ好きです！展開とか、夢主の性格とか、神ってます！応援してます！ (2023年5月6日 18時) (レス) @page14 id: e540fc95b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふゆのこ。 | 作成日時：2023年4月11日 7時
