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｢こちらが頼まれた飴と本です｣
『ありがとうございます…！』
飴だよ、糖分だよ糖分！やっぱり考え事に甘いものは必要不可欠だよね。チョコやグミ、クッキーだって勿論美味しいけど、飴なら口に含んでおくだけで暫く甘さが残るし、手だって空くしで一石二鳥！
｢ほんまに私のおすすめで良かったんですか？一応色々なジャンルのものを持ってきましたが…｣
結局、面倒臭いかな？とか考えておいて、飴と貴方のおすすめの本を頼みたい、なんて困らせること間違いなしの注文をしてしまったのだ。
『大丈夫です、むしろ無茶な事を言ってすみませんでした。薬学に小説に占星術…、面白そうですね』
｢喜んでいただけたのなら良かったです。私も選んでいる時、楽しかったので気にしないでください。…えっと、｣
『あぁ、挨拶していませんでしたね。どうぞ、私のことはヒメルとお呼びください。呼び方はお好きにどうぞ』
em｢ではヒメルさんと呼ばせてください。私のことはエーミールと。また何かあればコールをお願いしますね｣
そう言って、エーミールさんは医務室を出ていった。おすすめの本と言って占星術がでてくるなんて凄いなと思うが、薬学も中々にマイナーなもの。
『やっぱり
(きっと誰でもそう思うはず)
＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿
ノックをしてから、ドアを開けると、相変わらずガラガラとうるさい。そういえばペ神も文句言ってたな。
zm｢ヒメル、晩飯持ってきたで｣
カーテン越しに声をかけても、返事は無い。もう一度名前を呼ぶが、やっぱり声は返って来なかった。
(寝てるんか…？)
zm｢A、開けんで｣
カーテンをめくると、そこには本で顔を隠したAがいた。
zm｢ふはっ！、なっ、何してんのっ？｣
『お、思っていたよりも本に没頭していたみたいで…。その…、読書中は目を開けているので…咄嗟に隠したんです』
(いつか、目を見てみたいな)
なんて言葉を飲み込む。聞いても困らせるだけだし、返答によっては俺が傷つくだけだ。
zm｢そっか。これ、晩飯のシチューな。食べ終わったら置いといて｣
『ありがとうございます』
(やっぱり、此処のご飯は美味しいなぁ)
＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿
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限界突破コレステロール - 医務系の夢主ちゃんは沢山いますが、この作品は中でも特に好きです！！しかも推しがオチとか最高か？？作業頑張ってください！！ (8月16日 16時) (
レス) id: e326b71f3a (このIDを非表示/違反報告)
名無しさんと言えば名無し - 展開やばすぎｨ‥やばすぎｨ（大事なことなどで2回） (7月4日 20時) (レス) @page21 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - うわぁ…。めっちゃ好きです！展開とか、夢主の性格とか、神ってます！応援してます！ (2023年5月6日 18時) (レス) @page14 id: e540fc95b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふゆのこ。 | 作成日時：2023年4月11日 7時
