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き、緊張する…。いやお昼を渡すだけなんやけど。心臓がばくばくとうるさいのだ。
(…起きてる、かな)
-コン コン コン
zm｢あ、えと、失礼、します｣
扉を開ける。医務室のドアは引き戸なため、いつもガラガラガラと音が鳴る。寝ている場合だってあるのだから、改善した方が良いとは思う。
中を覗くと、奥にベッドがありカーテンで仕切られている。あぁ、さっきよりもっと緊張してきた。
＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿
｢＿＿＿＿＿＿、＿＿起きてますか｣
意識が浮上する。そうだ、我々国にお世話になっていたのだった。きっとあのまま寝てしまったのだろう。
｢あの｣
『？…はい、なんでしょうか』
｢あっ、お、お昼を、持ってきた、です。開けてもええ？ですか？｣
『大丈夫です』
-シャー
『ありがとうございます』
zm｢あの、た、助けてくれて、ありがとう。おれ…、僕、ゾムって言うねん、言います｣
(あぁ、感じた違和感はこれか)
そういえば、列車で聞いた声と同じだ。あの時より幾分か柔らかいから、気づかなかったな。というか、この人も軍人だったのか。
『無理に敬語で話さなくても大丈夫ですよ。私はA、呼び捨てで構いません』
zm｢分かった、ありがとう。あっ、お昼はリゾットな。俺を庇ったせいで、腹撃たれてもうたし…、だから一応胃に優しいやつ｣
『私が勝手にしたことなので、気にしないでください。ご飯、ありがとうございます。』
(…え、ここに残るの？)
人に見られながら食事とか、気まずい以外の何物でもないのだが。それもほぼ初対面で。というか目を開けられないとご飯食べられないし。
『あの…』
zm｢あぁ、じゃ、じゃあまた後で来るから！｣
意図に気づいてくれたのか定かでは無いが、出て言ってくれて良かった。あまり人に見続けられるのは得意ではないのだ。
『ふふっ』
それでも律儀にカーテンは閉めていくんだなぁ、と心の中で呟く。
(変な人)
『あ、美味しい』
＿＿＿＿＿＿ ＿ ＿ ＿
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限界突破コレステロール - 医務系の夢主ちゃんは沢山いますが、この作品は中でも特に好きです！！しかも推しがオチとか最高か？？作業頑張ってください！！ (8月16日 16時) (
レス) id: e326b71f3a (このIDを非表示/違反報告)
名無しさんと言えば名無し - 展開やばすぎｨ‥やばすぎｨ（大事なことなどで2回） (7月4日 20時) (レス) @page21 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - うわぁ…。めっちゃ好きです！展開とか、夢主の性格とか、神ってます！応援してます！ (2023年5月6日 18時) (レス) @page14 id: e540fc95b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふゆのこ。 | 作成日時：2023年4月11日 7時
