終わり ページ10
No side
rd「だからって言い方があるでしょ。あれはどう聞いても投げやりでしたよ」
先「いきなり何なんだ？？それに実習生の君に俺の何が分かるって言うんだよ」
らっだぁがそう言い返すと、担任も負けじと言い返す。
先程まで敬語だった言葉遣いがタメ語になっているところを見ると怒っているようだ。
pe「あの、実習生でも生徒の意見をちゃんと真摯に受け止め協力するっていうのは知ってますよ」
rd「てかあなたに言われたくないんですけど」
先「…さっきっから俺を責めるように。こっちは切る事だって出来るんだからな？」
職権乱用の発言。
その瞬間、らっだぁはポケットに手を突っ込む。そして黒い何かを取り出した。
rd「今の発言、あなたが切られることになりそうですね」
彼が持っていたのはボイスレコーダー。彼は再度先程の会話を流す。
＜＿＿…こっちは切る事だって出来るんだからな？＞
ばっちり担任の声が入っていた。
pe「俺たちは生徒に優しくできない貴方に教わることはもう何も無いです」
rd「じゃあ、これを校長先生に提出して来ます」
先「ちょｯ…おい待て！！」
職員室から彼らが出ようとした瞬間、担任がとてつもない形相で止める。
先「い、いや…待ってください。確かに今言われてみれば私が生徒の話を蔑ろにしていたのが悪かったです…。な、なのでその録音機だけは…ｯ！」
pe「じゃあそれを俺らじゃなくて生徒に言ってください。ここで俺らに謝っても正直意味無いですよ」
先「わ、分かった…じゃあ明日」
rd「いや今行ってください。あいつら居るんで 」
先「い、今ですか！？」
らっだぁがそう言えば、担任はもう一度聞き返すように復唱する。それに容赦なく"はい、今です"とらっだぁは答えた。
先「急すぎはしませんかね…？」
rd「いえ、今日起きたことなので。謝るなら早い方が良いって言うでしょ？それとも謝りたくないってことですか？」
先「い、いえ！今謝ってきます」
らっだぁの追撃の圧により、逃げるようにして担任はこの職員室から出ていった。
rd「よし、これで終わったな」
pe「…お前も大概怖いぞ」
rd「おまいう」
彼らはそう小突き合いながら事の終末を迎えた。
とにかく生徒会の彼らやこの2人を含め、全員が安堵した。そして彼らが過保護になる未来も遠くない。
ちなみに担任の謝礼に許しはしたが近寄るなと言ったそう。言い方キツいね。
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ふらんすぱん - 大好きです！ (4月29日 10時) (
レス) id: 37d11ec695 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - 初めから今まで一気に見てしまいました！！本当に面白すぎます！！ニヤニヤしてみました！！これからも応援してます！！ (1月15日 20時) (レス) @page30 id: 234b29bb43 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - んふふふ好きです！！これからも無理せず頑張ってください (12月28日 6時) (レス) @page27 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - お、山下くん？もっといけ！山下くん！！！(もうこの回で山下君推しになった)(でもzmさんも好き) (12月26日 10時) (レス) @page26 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - あらあらあらあら…？山下くん？これは？おっと？ (12月18日 5時) (レス) @page25 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーりんち | 作成日時：2023年10月12日 12時
