好感度解放 ページ29
だが、現実世界になったと言っても好感度が未だに見えるというのが謎なんだよな。
いや今はそんなことはいい。
ずっと心臓が鳴り止まない。
顔もめっちゃ熱い。
おいアイツ何してくれてる。
半ばゾムを恨みながらも嬉しい自分がいる。
そりゃずっとやってた乙女ゲームの中の1人の推しに告白されたのだ。嬉しくないわけない。
だがとても急なのだ！！！
そしてなんでよりにもよってバレンタイン前なんだよ！！！助けてくれ！！
私のそんな嘆きは闇へと葬り去った。
＿＿＿
その後私は家路を辿る。
そしてゾムの好感度を見てみた。
ゾム♡100
やっぱりそうだよな。MAXまで上がってるよな。
と1人でうんうん唸る。
そしてここでようやく開放された好感度も存在する。
♡101〜:ヤンデレ
そうここで追加されるのがヤンデレという枠だ。
今まで"？？？"と分からないままだったが、♡100まで行くとこのヤンデレというものが追加されてしまうのだ。
いわゆるヒロインにとっては苦痛を強いられるのでBAD ENDとも言われている。
私はだいぶ危ない位置に立たされてしまったようだ。
いやもう助けて(2回目)
だが、明日も普通に学校もあるしゾムが言うにはアピールするから覚悟しとけとの事。
逃げ場は無いって事なんだよね何それ笑えない。
私は明日行きたくないと思いながら、夜を過ごした。
＿＿＿
朝
はいそう思っても朝は来るんですよねおはようございます。
私はとぼとぼと準備を始める。
行かなければいいって思うでしょ？
でもその時点で意識してるのは確実と取られてしまうのでここは行くのが正解なんですよね。
じゃあグダグダ言わずに行けなんですよねすみません。
そう脳内で首脳会議が行われる中、準備を着々と行う。
なんか、今日は早く行きたい気分だな。ヨシ早く行こうか！！決して普段の時間通りに行くとゾムに遭遇しやすいとかそういう訳じゃないよ！！
断じて！！！
そして私は早めに家を出た。
あまり人がいない中私は歩く。
意外とこの時間帯もいいかもしれない。
そう思いながら歩いていると
？？「ん？…あ、A、はよ。今日早いんやな」
『エッ…！？ん"ん…おはよ、ゾムくん』
突然声をかけられたと思ったら居たのはゾム。何でやねん。
慌てたが自分を取り戻し、普段通りに挨拶を交わす。
だが、ゾムはそんな私を見て不服そうな顔をした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2373人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふらんすぱん - 大好きです！ (4月29日 10時) (
レス) id: 37d11ec695 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - 初めから今まで一気に見てしまいました！！本当に面白すぎます！！ニヤニヤしてみました！！これからも応援してます！！ (1月15日 20時) (レス) @page30 id: 234b29bb43 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - んふふふ好きです！！これからも無理せず頑張ってください (12月28日 6時) (レス) @page27 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - お、山下くん？もっといけ！山下くん！！！(もうこの回で山下君推しになった)(でもzmさんも好き) (12月26日 10時) (レス) @page26 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - あらあらあらあら…？山下くん？これは？おっと？ (12月18日 5時) (レス) @page25 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆーりんち | 作成日時：2023年10月12日 12時
