いや空気重い ページ25
私が山下くんの言葉に即答したのが面白かったのか、山下くんは控えめに笑う。
いや待って女子の私よりお上品。
山「でも断られると思ってた」
『エ！？いやそんなまさか！断る訳ないよ！？』
山「ほんと？良かった」
いやもう山下くんもはや天使に見えてきた。
日頃の怨念の数々が洗い流されてゆく。
目の前にいる山下くんを心の中で崇めながら、教室から出ようとすると
？「あ、A！！……と、そいつ誰？」
なーんかドアの方からどこかで聞いた事のある声が聞こえるなぁ…(遠い目)
ギギギギ…と効果音が付くぐらい抵抗しながら後ろを振り向いた。そこには
zm「……。」
ドアによりかかりながらムスッとした顔で私のことを上から見下ろすゾムがいた。対して私は震えて泣きそうだった。
どうして浄化されそうだったのに目の前にいるんですか……？？
だが今はそう思っている場合では無い。
質問に答えなければ恐らく殺られる。
『えーっと、こちらは私と同じクラスの山下くんです…多分体育とかで会ったことあると思うんだけど…』
zm「いや知らんな」
『ｱｯ…ﾊｲｽﾐﾏｾﾝ』
圧に負けて結局精神的に殺られた。
空気重すぎて押しつぶされそう。
だが、ゾムは次の標的を変えたらしく山下くんに問う。
zm「で、お前はAのなんなん？」
いやゾムさん私クラスメイトって言った…なんて口を出せば私はもう1回地獄を見るので黙っておく。
山「…あー俺はAさんと同じクラスメイトだけど？そういうあなたはAさんの何なんですか？」
……ん？山下くん…？？
な、なんか雰囲気違くない？？一人称変わってない！？猫かぶってたの私と話す時！？え、ショック！！(視点そこ？)
zm「俺はお前よりAとはずーっと近い存在だけど？」
山「それって生徒会ってだけですよね」
zm「はぁ？？こっちはAと一緒に出かけたりしてんのやけど」
山「だから何ですか？彼氏でも無いでしょうに」
zm「こいつッ…」
おいちょっと待て何で私中心で修羅場が起きてるんだ。いわゆる"私のために争わないで"状態ってこと？？
うわ何これこんなにしんどいんだ←
『ま、まぁまぁ2人とも落ち着いて…！ほ、ほら仲直り！』
ここで仲裁に入った私はとても偉いと思う。そう思いながら2人の手を取り握手させようとする。
だが、2人は私が手を取った瞬間固まってしまった。
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ふらんすぱん - 大好きです！ (4月29日 10時) (
レス) id: 37d11ec695 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - 初めから今まで一気に見てしまいました！！本当に面白すぎます！！ニヤニヤしてみました！！これからも応援してます！！ (1月15日 20時) (レス) @page30 id: 234b29bb43 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - んふふふ好きです！！これからも無理せず頑張ってください (12月28日 6時) (レス) @page27 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - お、山下くん？もっといけ！山下くん！！！(もうこの回で山下君推しになった)(でもzmさんも好き) (12月26日 10時) (レス) @page26 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - あらあらあらあら…？山下くん？これは？おっと？ (12月18日 5時) (レス) @page25 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーりんち | 作成日時：2023年10月12日 12時
