頼れ ページ2
私が気を失っている間に色々なことをしてくれたらしく、話してくれた。
見つけた後、私の体が死にそうなぐらい冷たかったらしく、保健室まで運んで寝かせてくれたらしい。
いや、すいませんホント…水かけられたんです……
と、言える訳もなく"ありがとうございました"とお礼を伝える。
しかし、ここで話が急展開。
ヒロインから犯人の特徴を聞いたらしく、こっちから行ったるわ！的な感じで天乃先生が言ったらしい。
『え…それでどうなったんですか…？』
rd「いや、実際まだ行ってないんだよね」
『ゑ？？』
じゃあ何で一旦話を挟んだ？？
私が素っ頓狂な声を上げれば天乃先生が説明をしだす。
どうやら行く気満々だったらしいが、証拠が不十分だったのと、蓬さんに聞いて確信づけてからでも良いんじゃないかという話らしい。
そこで猿山先生が止めたんだとか。
pe「だから起きたばっかりで本当にごめんなんだけど……何されたか教えて貰えないかな…？」
そう申し訳なさそうに言う天乃先生。私は少し言葉に詰まる。その様子を見てなのか
zm「さすがにここで言わんとAでも怒るで？？」
ci「そうよなぁ？あんな後で絶対言うみたいな態度されてここで言わん訳ないよなぁ？」
ゾムとチーノが私に詰め寄ってきた。
その黒い笑顔と威圧に圧倒され、ﾋｭｯ…と息が出来なくなる。私はそこからスラスラと言葉が出てきた。
最初は基本情報を伝えた。
女子生徒で3人、そして大分生徒会の皆にご執心だったこと。ヒロインを虐めていたことなど。
また私がトイレで水を思い切りかけられたこと。だがちゃんとヒロインがかけられそうになった事も伝えた。
次に旧校舎裏でヒロインが虐められ、私が助けを呼ぼうとしたら殴られたこと。
そして最終的に体育館倉庫に閉じ込められたこと。
『こ、これで全部話しました……』
そう言いながら天乃先生の顔を見る。その時の天乃先生は苦しそうに顔を歪めていた。
pe「ｯごめん、気づいてあげられなくてｯ……」
『え、いや、これはしょうがないですよ！初めてでしたし…』
すぐに天乃先生は謝罪を述べるが私はそれをすぐに否定。気づけなくて当然だ。むしろ助けに来た事さえ奇跡に近い。
しかし続けて
rd「初めてだからって蓬は誰にも言わないの？それは俺許さないからな。まず俺らを頼って」
真っ直ぐ私の目を見て言う猿山先生。
私はまた言葉に詰まった。
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ふらんすぱん - 大好きです！ (4月29日 10時) (
レス) id: 37d11ec695 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - 初めから今まで一気に見てしまいました！！本当に面白すぎます！！ニヤニヤしてみました！！これからも応援してます！！ (1月15日 20時) (レス) @page30 id: 234b29bb43 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - んふふふ好きです！！これからも無理せず頑張ってください (12月28日 6時) (レス) @page27 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - お、山下くん？もっといけ！山下くん！！！(もうこの回で山下君推しになった)(でもzmさんも好き) (12月26日 10時) (レス) @page26 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - あらあらあらあら…？山下くん？これは？おっと？ (12月18日 5時) (レス) @page25 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーりんち | 作成日時：2023年10月12日 12時
